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「鶴鳴(かくめい) 麗」初リリース!!

2025.05.01

~連休のご案内~

 

5月5日(月祝)~7日(水)とお休みを頂戴いたします。

 

上記以外は暦通り営業いたします。

 

 

 

皆様、おはようございます!!

 

せんきん蔵よりプレミアムシリーズの1本が

フルモデルチェンジを果たして登場します!

 

プレミアムシリーズは今後「鶴鳴(かくめい)」と名付けられます☆

 

先月の「仙禽一聲」に続く、第2弾は「亀の尾」に焦点を当てた1本!!

 

栃木県はせんきん様より

「仙禽 鶴鳴(かくめい) 麗(うらら)」

 

仙禽の心臓とも言える「酒米「亀の尾」を本来の姿へ蘇らせる。」

 

本来の亀の尾のポテンシャルをせんきん蔵として取り戻したい。


「亀の尾」はコシヒカリ、ササニシキなど、日本が誇る良質米のルーツ!

とはいえ、現代の「亀の尾」は長い歴史の中で、姿形特性を変化させたもの。


昨年リブランドを実施し、「江戸返り」をコンセプトに据えました。

 

仙禽「江戸返り」の必須要素として
古代亀の尾のDNAを取り戻す(原原種管理)ことに成功しました。

 

「亀の尾を数百年前の本来の姿に戻す」

 

という壮大なプロジェクトはなんと8年も前から始まっていたんです。

 

国が管理するジーンバンクより種子を取り寄せ、
長い年月をかけて種子を手植えして、少しずつ増やしてきました。

種苗管理、育種研究所と共に
オリジナルの亀の尾に復元する作業を繰り返す中で、
姿形、遺伝子が変化してしまった亀の尾のDNAをリセットし、
ジーンバンクが管理する種子とせんきんが育てる亀の尾が一致したんです!!


皆様、そうなんです!!


せんきん蔵が使用する亀の尾が数百年前に存在していた
「原原種の亀の尾」と一致したとして、農林水産省に認められたんです(^^)/


「数百年前の亀の尾」が復活したんです(^^)/


そしてこの亀の尾を農薬や肥料は使用せず、
「有機農法」にて原料の持つエネルギーを最大に表現して醸してまいります。

 

上記のように「原原種の亀の尾」をせんきん蔵は有機農法で育てております。

 

だったら、「鶴鳴 麗」では

「有機農法の亀の尾」のポテンシャルを最大限に表現できないかに焦点を当てました。

 

上記を実現するために過去の文献を参考にしたそうなんです。

 

江戸時代の文献に基づく二つの技法を用いることで、

「有機栽培の亀の尾」のポテンシャルを最大限引き出せるのではと!!

 

①多麹米

麹歩合を通常の倍以上高めることで、糖化の促進を促しました。

 

②五段仕込み

現代の酒造りは3段仕込みを行う蔵が大半。

一気に酵母にえさ(糖分)を与えてしまうと、

餌がありすぎて、酵母が動けなくなってしまうので、

3回に分けて、米麹、水を投入することで、酵母が働きやすくなる技法。

 

とはいえ、亀の尾は古代米であり、溶けずらい米として知られております。

そんな亀の尾をいかにして溶かし、個性を引き出していくか。

 

上記のように三段仕込みではなく、

五段仕込みと更に酵母に餌を少しずつ与えることで、

亀の尾を溶解しやすいように取り組んだそうです!!

(実は今回五段ではなく、七段仕込みだったそう!!

 亀の尾を溶かすべく、徹底したきめ細かな作業を実施しました!

 

上記の取組により、

味わいに「奥行きと深み」を引き出すことができたんだそうです!!

 

さらに昨年リブランドしたことで全量「生酛仕込み」となり、

奥行だけでなく「緻密さと繊細さ」を兼ね備えた酒質へと進化!!

 

楽しみにして試飲をしてみると

バナナや洋梨を思わせる瑞々しいアロマ!

 

瑞々しい質感を透明感溢れる質感と共に楽しめ、

艶やかで奥行きのある旨み、甘み、コクキレイな酸がバランスを取る1本!!

 

繊細で絹のように滑らかな味わい・・・

 

さらに懐深い、旨み、甘み、そしてコクが舌上で伸びてくる・・・

 

せんきん蔵の亀の尾への想い、

亀の尾のポテンシャルを最大限に表現した初リリース作品(^^)/

 

 

店頭及びオンラインショップにて販売します!!

 

□■ 仙禽 鶴鳴(かくめい) 麗(うらら) ■□

・価格 720ml 6,050円 (税込)

鶴鳴(かくめい) 仙禽 麗 720ml | おいしい地酒とワインの店ワダヤ

・原産地 栃木県

・原料米 ドメーヌさくら 有機栽培亀の尾、ドメーヌさくら 減農薬山田錦

・アルコール度 15%