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風の森

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S風の森2024☆ 静間/北地区01.販売開始(^^)/

2025.05.24

皆様、おはようございます!!

 

昨年末より販売スタートとなりました
「風の森」を醸す油長酒造様の新しい取組!!


「里山を100年先につなぐ」をテーマに
葛城山麓醸造所(通称山麓蔵)が2024年秋に建設され、酒造りがスタートしました!


上記の醸造所は秋津穂が育てられる
葛城山麓の棚田の真ん中に位置するんです(^^)/

 

見てください!

 

秋津穂が育てられている田んぼの上にメチャメチャお洒落な醸造所が(^^)/

 

ブランド名は・・・


「S風の森」

 


今回ご紹介のS風の森より2024年ヴィンテージの秋津穂を使用したお酒となります。

 


皆様、本日5月24日(土)全国一斉販売解禁(^^)/

 


奈良県は葛城山麓醸造所様が醸す
「S風の森2024☆ 静間/北地区01.」

 

改めて「S風の森」とは!?

SATOYAMA(里山)、SCENE(景色)、SANROKU(山麓)を表しており、
葛城山麓醸造所の

「里山を100年先へ繋ぐ」という未来へ向けた想いが込められております。

 

S風の森のロゴに関しても
葛城山麓醸造所内から見える「田、水、風」といった里山の動きある風景を表現!


商品ラベルにも里山の季節による風景の移ろい、
農家や田んぼごとの個性を表現していきたいと伺っております☆

 

S風の森の取組において3つの約束があるんです!

・葛城山麓産秋津穂を使用する事
・食用米程度の精米
・奈良酒の伝統技法の採用(菩提もと仕込みなど)

 

上記の約束を守りながら、
S風の森ではお米の生産からお酒の消費に至る行動においての
新しい価値基準である未来酒度を提唱しております。

 

「未来酒度」地球環境の保全や持続可能な未来へ向けた日本酒の価値基準!


1、S風の森 「葛城山麓産秋津穂+里山募金への寄付(50円/本)+自然エネルギーによる酒造り」
2、S風の森★ 「1に加え、減農薬による環境負荷の少なさゆえ評価される」
3、S風の森★★ 「1に加え、農薬化学肥料の不使用による環境負荷の少なさゆえ評価される」
4、S風の森★★★「1,3に加え、田んぼの地力の豊かさ、地域貢献度の少なさゆえ評価される」


上記のようにボトルに未来酒度を表示してまいります!


上記の未来酒度によってお客様がこのお酒が生まれた環境や消費行動が
持続可能な未来に向けた行動かどうかの目安となります。


今回発売の「S風の森2024 静間/北地区」は☆となります(^^)/

 

今後も一層それぞれの圃場ごとの差や

農家の違いなどをS風の森で表現してまいりたい思いです。

 

 

今回は商品名にも記載がある通り、

静間幸一さんのお米で仕込んだS風の森となります!


山麓蔵の目の前で栽培されているのが静間さんのお米なんです。

(上記の蔵下で実っているのがそうですね!!)

 

静間さんの栽培する秋津穂は

S風の森のスタートである「S風の森Launch Edition」でも使用しておりました!!

 

今回発売の北地区は田んぼ一枚あたりの大きさも割と大きく

葛城山麓地区の中では生産性も高い地区です。

今回は上記写真の右上の北地区の秋津穂を使用☆

 

この地域は灌漑用水が入らず、山からの水のみで秋津穂が栽培されています。

 

長年、地域の農家の方々によって農業が続けられてきた場所となっていますが、

高齢化や後継ぎ不足の問題によって耕作放棄地も出てきています。

 

今後、風の森里山コミュニティのパートナー農家さんに徐々に秋津穂の栽
培に切り替えて頂き、減農薬に取り組んでいく地域です。

 

醸造の特徴としては先日発売しました杉浦さんのお米と比較して、
溶解性はやや低めで蒸し上がったお米は少し硬く、締まった蒸米になりやすいです。

お米由来の酸味や渋味といった複雑味“大地のエネルギー”の力強さがありつつ、
味の要素としてまとまりを感じさせる酒質となる傾向を感じております。

 

今回のラベルは山麓蔵と

里山の夕暮れの風景をイメージしたデザインとなっています。


農作業やお酒造りなど山麓蔵を取り巻く一日が終わり、

だんだんと夜が近づく空が表現されています。

 

さあ、静間さんが北地区で減農薬栽培で育てて頂いていた秋津穂ですが・・・

 

しっかりワダヤとして購入しておりました(^^)/

 

当店が販売する商品裏ラベルには
「酒米購入者」として「ワダヤ」と記載があります(^^)/

 


里山の棚田は農家の高齢化や後継者不足、農産物の生産性の低さゆえ、
近年耕作放棄地が増えるなど持続性に問題を抱えております。

里山の棚田は平地での田んぼに比べて一枚ずつの面積が狭く、
周りの土手も斜面のため、農業用の機械を使用するにも
労力が非常にかかるため効率や生産性も悪いそうなんです。

しかし棚田には水源を育んだり、野生生物の生態系を作り上げ、
土砂流出や洪水を防ぐなどその存在意義は多岐にわたっております。

 

里山を次の世代につなぎたい。


100年先へ繋げるために里山と
農家、蔵、酒販店、消費者が共生することでできることがないか?


今回当店としても「里山を100年先へ繋ぐ」取組を
応援したい想いもあり、秋津穂米の購入を決断した背景があります。

 

ワダヤとして購入したS風の森の裏ラベルには
農家、酒蔵、酒屋の名前がボトルに表現されております☆

 


楽しみにして試飲をしてみると

香りは穏やかながらシトラスやラムネが前面に感じれますが、

ごぼうのような穀物感インクなど奥深い香りを楽しめます!

 

口に含んだ瞬間に発酵由来の炭酸ガスの爽快さと共に

心地よい甘みが口内を駆け上ります!

味わいの中盤より奥深い旨み、コクしなやかな酸が存在感を発揮!

 

上記の味わいに苦みや渋みを絡み合い、ミルフィーユのように層が形成される。

 

瑞々しさと奥深い味わいの競演をお楽しみください!

 

風の森が追及する酸素と触れない酒造りによる「フレッシュさ&瑞々しさ」

に加え、秋津穂をほとんど磨かないことで表現されるエネルギーを表現。

 

2,750円(税込)!?

 

その価値は十分にあると思います!!


このお酒、温度帯で表情を変えますし、お燗も絶対アリですね!!

 

是非とも100年先に里山を繋ぐ取組
S風の森をそして、風の森の新たな挑戦を応援してください!

 

店頭及びオンラインショップにて販売します!!


□■ S風の森2024☆ 静間/北地区01. ■□

・価格 2,750円 (税込)

S風の森2024☆ 静間/北地区01. 720ml | おいしい地酒とワインの店ワダヤ

・原産地 奈良県
・原料米 農薬、化学肥料不使用秋津穂
・精米歩合 85%以上
・アルコール度 14%