あべ

阿部酒造の今季を占うべく重要な1本「THE SAZANAMI」
2025.12.09
皆様、おはようございます!!
今期より新規取扱開始となりました「阿部酒造様」
本日ご紹介のお酒は
今期の酒造りの方向性を示す1本でございます(^^)/
新潟県は阿部酒造様より
「THE SAZANAMI 2025」

本来日本酒は毎年同じ味をブレることなく造ることが良いとされております。
「あべ」シリーズなどもレシピが固まってからは大きな変更をせず、
酒質レベルを高めるべく、取り組んでおります!
一方で直接農家さんとお付き合いをしていると
米の表情が年ごとに全く違うことに気づかされます。
「ヴィンテージによる米の品質の違い、農家さんの想い」
上記のようなヴィンテージによる個性がある中で、
【米を加工してお酒にする側として、本当に毎年同じ味でいいのだろうか?】
すべてのお酒をそうする必要はありませんが、少なくとも一部のお酒は、
その年ならではのテンションや米の表情を反映させても面白いのではないか!?
そんな考えから生まれたのが「THE ARANAMI」と「THE SAZANAMI」
■阿部酒造が考える一発目の新米新酒とは!?
レシピは全く同じですが、
ある条件下でどちらの商品がリリースされるかが決まります。
米が溶ける年=「SAZANAMI」、
米が溶けない年=「ARANAMI」
仕込んでみるまで、どちらが出るか誰にも分からない──
そんな企画品が新米新酒の一発目として毎年リリースされるんです(^^)/
「ARANAMI」が出る年は、
米が溶けにくい“ビンテージ”で、軽め・すっきりとした酒質が増える傾向。
逆に「SAZANAMI」の年は米が溶けやすく、
味が乗りやすい・甘みを感じやすい酒質のお酒が多くなる傾向があります。
つまり、どちらのお酒が出るかによって、
「今年の阿部酒造の味わいの方向性」を
ざっくり知ることができる−−そんなコンセプトがあるんです(^^)/
阿部酒造の一年は、
ARANAMI or SAZANAMIからはじまる。
今年のARANAMI・SAZANAMIは企画が始まって以来一番悩んだそうです。
結論、今季の新米新酒として発売されるのは・・・
「THE SAZANAMI」

ここまで米品種によって違うことを今までに経験したことがなく、
こういうことが出てくるとこの企画めっちゃ難しいなと改めて感じたそうです。
阿部酒造としての新米新酒第1弾であり、当店としても初めての入荷!!
楽しみすぎる(^^)/
■試飲してみました!!
香りは穏やかながら濃度の高いカルピス香!
舌先を刺激する炭酸ガスが心地よく、
口当たり柔らかでまろやかさのある旨み、甘みを爽やかな酸がバランスよく支える1本!
弾けるような瑞々しさがあるので、
米の旨みを感じながらもスイスイ飲めちゃう味わい!
これはドリンカブルに飲めちゃう止まる気配ゼロのやつ(^^)/
今回入荷量が少ない為、店頭販売のみとさせて頂きます。
□■ あべ THE SAZANAMI2025 ■□
・価格 720ml 2,970円 (税込)
・原産地 新潟県
・アルコール度 13%
