而今
~而今訪問記~
2021.09.30
皆様、こんにちは!
先日は三重県は「而今」「高砂」を醸す
木屋正酒造様へ訪問してまいりました!!
今回は「而今」に焦点を当て、ご案内してまいります☆
見てください!2018年に200年を迎えた歴史ある建物なんです(^^)/
当時の風情を残した店舗兼主屋は登録有形文化財に指定されているそうです!
日本酒業界において最も入手困難な1本として
大変有名なお酒でございますが、
圧倒的な品質レベルを誇るからこその人気であると
確信できる素晴らしいお酒を醸しだします。
今でこそ甘みと酸、ジューシーさを兼ね備えるお酒が
増えてきましたが、
まさに「而今ブランド」が上記の味わいの元祖なんです(^^)/
未来を見据える大西さん!という貞で写真をカシャ(^^)/
実はDANCYUという雑誌において
初めて而今が特集された時と同じアングルなんです☆
2005年に「而今」ブランドはデビュー!
発売1年目にたくさんのお客様が来場する試飲会で
多くの方から絶賛の声が上がり、
醸造姿勢に共感される消費者の方が応援することで
まさにシンデレラストーリーのように1年目から瞬く間に
スター蔵元として注目をされました!
そんな華々しいデビューを切りましたが、
「而今」の商品名の意味として
「過去にも囚われず未来にも 囚われず、今をただ精一杯生きる」
があります。
大西さんはこの言葉を貫き、
より良い酒を醸すために毎年のように
試行錯誤、改良を重ねてまいりました。
原料となる米から抽出された
凝縮度のある旨み、甘みに加え、
軽快さ、キレを兼ね備えた味わいを追求し、
より良い酒を醸すための
努力を2005年から変わらず積み重ねてきました。
社長兼杜氏として、
2005年~今に至るまで
造りの最前線にいる大西さんだからこそできる、
絶妙な感覚、感性が而今の美味しさに繋がっているんです!
需要に対して圧倒的に供給が足りない状況ですが、
量産加工品になりたくない、
伝統工芸品として手仕事の素晴らしさを伝えたい想いが
大西さんにはあります。
「而今」が表現する味わいは
量産型の酒造りでは間違いなく不可能です。
その瞬間、瞬間を大西さんが感じながら、
醸しだす手仕事による取り組みがなせる味わいなんです!!
さらに地元名張の素晴らしさをお酒と共に伝えていきたい
想いから、地元伊賀産山田錦も使用!!
皆様、伊賀産山田錦を侮ってはいけません!!
「山田錦」といいますと
兵庫県が真っ先に頭に浮かびますが、
木屋正酒造様が位置する三重県
は兵庫県に次ぐ山田錦の最高峰特等米が取れる
地域の一つなんです!!
土地、気候、風向き、日照、標高と
最高峰山田錦が収穫できるとされる
兵庫県特A地区のテロワールと環境が似ていることから
平成元年から伊賀地方名張地域において山田錦の栽培が始まっております。
気候日較差、寒暖差がしっかりあることで、
昼間に日照をしっかり浴びて、
夜は気温が下がることでゆっくりと休みことができ、
このメリハリが実を大きくしていく為に大変重要なんです(^^)/
名張川の湧き水を仕込み水に使用し、
伊賀産の山田錦を中心に全国の良質な酒米を使用した味わいは・・・
果実を想わせる香りの清涼感、
搾りたてのフレッシュさを瓶内に残し、
透明感ある酒質とジューシーな旨み、甘みの広がりを
キレのある酸がシャープに仕上げてくれる
香りから始まり、飲み込んだ後まで
変化していくスピード感は唯一無二だと思います!!
この圧倒的な品質レベルと共に
「而今」が沢山の方から愛されている理由があります。
大西社長の人柄ですね(^^)/
私自身もお取引のお願いをさせて頂いた最初の理由は
もちろん「お酒の美味しさ」でしたが、
大西氏と会えば会うほど、話せば話すほどに
この人が醸す酒を売りたい!
この人を応援したい!と想わせくれるんです(^^)/
大西社長は「而今を飲んで幸せになったり、
今を楽しんでもらえるお酒を造りたい」と話しております。
需要に対して、圧倒的に供給が足りないため、
ご迷惑を掛けることも多々あると思いますが、
この木屋正酒造様、大西さんの想いを
1人でも多くのお客様へお伝えしていきたい!
是非とも
大西さん率いるチーム而今を共に応援していきましょう(^^)/