ぷくぷく醸造のホップワインどぶろく(^^)/
2023.08.01
皆様、おはようございます!!
新しい日本酒の形を次々と生み出していく
ぷくぷく醸造の立川氏!!
まずはぷくぷく醸造とは!?
福島県の南相馬を拠点とする、クラフトビールの文化と技術を
掛け合わせた日本酒をつくるファントムブルワリー(実体のない醸造所)!
敢えて削りすぎない低精白純米酒の
日本酒×クラフトビールのホップサケをメインで醸造(^^)/
今回は上記のコンセプトに加え、
なんと赤ワインのしぼり粕を使用した超斬新な1本を醸してきました!!
「ぷくぷく醸造のホップワインどぶろく
feat.ココ・ファーム・ワイナリー」
今回は栃木県はココ・ファーム・ワイナリー様の自社農園で育てられた
マスカット・ベーリーAの赤ワインの搾りかすを
お米と一緒に醸造したお酒となります(^^)/
ホップを入れるか最後まで迷ったのですが、
ワインの風味をより際立たせるような方向で、ふだんより少量の使用に抑えました。
立川氏曰く、
かなーりすっぱいどぶろく(いつもすっぱめですが笑)で、
重層的な香りとうまみが楽しめますとのこと!!
ぷくぷく醸造として
初めてのホップ以外の副原料も使用したクラフトサケとなります!
栃木県で40年以上に渡り美しいワインをつくり続ける
”ココ・ファーム・ワイナリー”の赤ワイン
(マスカット・ベーリーA)の搾りかすを、お米と一緒に醸造!
ココ・ファームの醸造長の柴田豊一郎さんは福島県いわき市出身ということもあり、
お米はいわき市の女性農家 菊地順子さんのつくる無農薬栽培コシヒカリを使用(^^)/
素晴らしいふたつの素材の個性を活かすため、
ホップはあまり強調せず、
マスカット・ベーリーAの香りをサポートするようなイメージで使用しています☆
今回のテーマは
「甘さに頼らない、どぶろくとワインのうまみと酸と香りの共鳴」
得てしてどぶろくはバランスを保つために甘さに頼りたくなるものですが、
多くのワインやビールの良さはそこにはありません。甘くないのに絶妙なバランスで
成り立っているワインの深いうまみや渋みをどぶろくに活かそうと醸造しました。
ホップはネルソンソーヴィンを中心に、
ふだんのぷくぷく醸造より少量だけ使用しています。
そのため、醸造する際に意識したのは、
甘さを極力減らし、酸をかなり強調すること。
また、お米をつぶすのではなくしっかり糀で溶かしてあげることでうまみもよく出ていながら、
口に残りづらいどぶろくになったかと思います。
爽やかな果実香がまず広がり、口に含むと微発泡感もある鮮烈な強い酸を感じつつ、
どぶろくのうまみと赤ワインの深みのある余韻が続きます。
楽しみにして試飲をしてみると
グレープフルーツのような柑橘感に加え、
クランベリーやチェリーのような果実感も感じられる香り!
炭酸ガスが爽快に感じられ、
食感を残した米の旨みと共に一気に口内で広がる
爽快な酸と渋みが味わいの深みにも繋がります☆
普段のぷくぷくの味わいよりも
より一層味わいに複雑味を感じることができます☆
地元大井町出身の立川氏が
新しいサケの世界を切り開く1本を
是非ともお試しくださいませ〜(^^)/
オンラインショップでも販売します☆ ↓
500ml 2,530円 (税込)
ぷくぷく醸造のホップワインどぶろく feat.ココ・ファーム・ワイナリー 500ml | お… (sake-wadaya.shop)