皆様、こんにちは！！

ついに・・・

ついに・・・

2024年秋に福島県は南相馬市小高に

ぷくぷく醸造様が自身の蔵を立ち上げました！！

そんな新蔵での初リリース作を2アイテムご案内致します(^^)/

ものすごい興味深いのは

今まで酒造りをしたことがない場所、空間において

「乳酸菌無添加、酵母無添加」を追求してまいります！！

一度も清酒酵母を持ち込んだことのない酒蔵での酵母無添加は、

戦後ほとんど前例がない挑戦になります。

ファントムという立場から酒蔵を持つという変化は、

より一層土地を意識させるのかもしれません。

「ここの地でしかできないことをやる」「ここの地での酒造りに自分を順化させていく」

という本来であればあたりまえのことを強く意識した結果、

全量酵母無添加という茨の道に進むことを決断したそう！

いけるところまで全量酵母無添加での醸造を目指してまいります！

清酒酵母含む単離培養酵母を一度も持ち込んだことのない酒蔵での

野生酵母（蔵付き酵母）が進んでいく先を見つめていきたいと思います。

おそらく、戦後の日本酒業界で誰も挑戦したことのないことのため、

どんな展開になるかは誰も知り得ないですが、

明治初期に清酒酵母を確立させていくときのような興奮がそこにはあると信じています。

さあ、そんな新たな挑戦に挑む立川氏は当店のある大井町出身なんです！！

なので、当店としても立川氏を応援してまいります(^^)/

まずは新蔵リリース作であり、

水酛×花もとの酵母無添加で醸した

「濃いのに淡い、あまずっぱいホップどぶろく」

「ぷくぷく醸造のホップどぶろく　The First from Odaka」

お米は小高の根本有機農園さんの有機栽培 雄町を使用。

ぷくぷく醸造ではいままでも根本さんのお米をいちばん多く活用してきましたが、

今後も中心として活用していきたいと考えています。

今回はコイン精米機で食べるお米と同様に磨きましたが（精米歩合90%）、

お米自体が素晴らしいので、製麹は導かれるように美しい仕上がりになりました。

酵母無添加で醸造する上で、

今回の技法として選択したのは、”水酛”（菩提酛）と”花もと（花酛）”のミックス。

水酛は周知の通り、室町時代の技術で、生米と蒸米を使用し、そやし水をつくります。

花酛は、日本在来の唐花草（東洋のホップ）の煮汁を活用して酒母を立てます。

東北に伝わっていた技法で、”幻の醸造法”ともいわれます。

ビールでいうホップを使用したビタリングにほど近い技法で、

将来的には唐花草の使用量で、ある程度乳酸菌の活動コントロールもできるかもしれません。

この唐花草を使用した花酛は、4年ほどまえに

自分が世界で初めて”合法で”実用化した技法です。

まだまだ未知のことも多く、東北という地理的な観点からも、

これからも探求していきたいことのひとつでもあります。

発酵終盤にはドライホップを。

ホップ品種はシトラとネルソンソーヴィンを使用。

マスカットのような風味と柑橘感のブーストを狙いました。（Hopped Sakeの可能性についてはいままでも語ってきたことではありますが、

日本の発酵文化とホップという西洋で進化した植物の邂逅は、新たな可能性を感じさせるものです。

まだまだ真価を発揮できているものは市場にはなく、

まだまだ進化をさせていけると信じています。

そのためにも、ぷくぷく醸造の新蔵では、

Hopped Sakeをより高めていくためのさまざまな設備を導入しました。

まだ本領は発揮できていないですが、ぜひ今後にご期待ください）

柑橘やトロピカルフルーツのような鮮やかな香りをもち、

乳酸発酵によるやさしい酸味、お米由来のやわらかな甘みと調和しています。

果肉とさっかくするようなお米の繊維が

しっかりと感じられるテクスチャ―のため、

濃ゆい味わいに感じさせますが、あとから淡い酒であったと気づくような不思議な飲み心地です。

ぷくぷく醸造の再びのはじまりのお酒。

※酵母活性由来の発泡感があるため、

キャップを開ける際の噴き出しにご注意ください

720ml　2,396円　（税込）

そしてもう1本！！

初リリース作のリミテッドエディション！

「グレープフルーツやライチのような香りと

鮮烈な酸味をもつ上品なホップサケ」

「ぷくぷく醸造のホップサケ

The First from Odaka -limited edition-」

どぶろくだけをつくろうと思っていた The First ですが、

特別に1タンク分を搾ることにしました。

それがこのリミテッドエディション。

上槽するSAKEはどぶろくと同様に発酵させても美味しくなりづらいため、

こちらのロットはどぶろくよりも長期発酵をさせることで、

より複雑かつ洗練された味わいになっています。

途中までは同じレシピながら、

味わいがこうも異なるかと感じていただけると思います。

味わいとしては、グレープフルーツやライチのような上品な香りが高く、

微発泡感もある爽やかさが特徴です！

特に乳酸菌由来の酸味が強く主張しており、

日本酒とビールの技術をかけあわせているものの、

白ワインを想起させるような味わいのバランスをもちあわせます。

無加圧直汲みという限りなく贅沢な搾り方と瓶詰の仕方をしているため、

ボトルごとにコンディションが異なり、

一期一会の特異な味わいがあるのも特徴です。

また、ホップサケは醸す予定はないそうですよ～(^^)/

ぜひこの特別なお酒を片手に、日常を彩っていただると幸いです。

※酵母活性由来の発泡感があるため、キャップを開ける際の噴き出しにご注意ください

720ml　3,410円　（税込）