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S風の森2024杉浦/南地区01.販売解禁(^^)/

2025.06.28

皆様、おはようございます!!

 

仙禽&鳳凰美田のコラボ商品

同時販売解禁に続き、もう1本大注目の1本をご紹介(^^)/

 

さあ、本日6月28日(土)販売解禁となる
「S風の森2024杉浦/南地区01.」

本日11時より販売解禁となります(^^)/

本日と翌週末と2回に分かれて入荷予定☆


素晴らしい環境で育てられた
杉浦農園 杉浦さんが育てた無農薬、化学肥料不使用の秋津穂を使用した1本となります。

実は先日、上記のお酒を醸される
葛城山麓醸造所へお伺いしてきました!!

 

今回は「田んぼ」により焦点を当てて、ご案内いたします☆

 

「里山を100年先につなぐ」をテーマに
葛城山麓醸造所(通称山麓蔵)が2024年秋に建設され、酒造りがスタートしました!

 

ブランド名は・・・

「S風の森」


上記の醸造所を囲むように広がる秋津穂の田んぼ。

S風の森は全ての原料を葛城山麓地区の秋津穂にて醸されております。

 

「S風の森は里山を100年先へつなぐ」活動を
農家さん、蔵、酒屋、消費者と皆で取り組みます。

その一つの形として、農家さんが育て、
収穫した秋津穂を蔵ではなく、酒屋が購入しているんです。


当店として2025年も農家である杉浦さん、静間さんの米を購入予定です!!
(購入したお米でS風の森を醸していただきます(^^)/)

ワダヤとして葛城山麓地区の秋津穂をすでに2年購入しておりましたが、
今回改めて【S風の森の背景、価値を直接肌で感じたい。】

 

そんな想いを持ち、無農薬栽培で秋津穂を育てる
杉浦さんの田んぼの草取りをお手伝いしてまいりました(^^)/

 

20歳を超えてから恐らく初めて田んぼでの作業。。。

普段自然と触れ合う機会がほぼないので、
かなり不安を持っての草取り作業。。。

がしかし、いざ田んぼに向かうと
棚田の最上部にある田んぼからの景色が絶景!!


マイナスイオンがバンバン(^^)/


トロットロの土にカエルなど沢山の生命体の豊かさを感じる田んぼ。

正直前日までビビってましたが、
いざ田んぼに入ると稲に沢山の養分を集中させるため、雑草をきめ細かく取っていく作業。

 

メチャメチャ大変ですが、まさに自然環境に溶け込んだかのような不思議な感覚。

 

生命体の豊かさにワクワクしたり、
ちょっと疲れたら、棚田から見える最高の景色に癒される。


まさに生きてる!!って実感を感じる。

 

なんでしょう、このエネルギーに満ちた感覚(^^)/


当日は夏日だったので、汗が滝のように流れ出ておりましたが、
自然に囲まれながら、土と触れあい、秋津穂が順調に育つ為の取組を一緒にさせて頂く喜び。

沢山の生命体が棲む自然環境にいざお邪魔してみると、
不安だった気持ちは全くなく、自然環境に溶け込んで作業ができたんです☆


短い時間でしたが、大変密度の濃い草取りを体験させて頂きました。

 

泥を取る為に山水に足を突っ込むと水がメチャメチャ冷たい!!

 

標高も高く、朝晩の寒暖差がある。


そして、田んぼより上には山しかなく、
まさに

 

そして杉浦さんが毎日田んぼで稲がしっかり育つように
地道に草取りを実施している姿を今回見学させて頂き、
S風の森を販売させて頂いていることへの感謝。

 

そして、杉浦さんの想いが詰まりに詰まった
無施肥無農薬の秋津穂を購入させて頂いている価値の重さ。

 

(左は杉浦農園の杉浦さん、真ん中はワダヤ店長、右は醸造責任者である中川さん)

様々な想いを持って、帰路につきました。

上記にトロットロの土と記載しましたが、
農薬や化学肥料を使用せず、9年目となる杉浦さんの田んぼ。

 

社長である山本さんも
杉浦さんの田んぼにおける生命体の豊かさ、土の柔らかさを感じたそうで、
先日葛城山麓の田んぼ3か所を土壌分析して頂いたそうなんです!


栽培方法の異なる3か所を調べました。


①無農薬・化学肥料不使用栽培水田←杉浦さんが栽培する本日ご紹介のお酒に使用する秋津穂

②特別栽培米規格の減農薬栽培水田←静間さんが栽培するLaunch Editionに使用する秋津穂

③慣行農法による栽培水田←静間さんが栽培する秋津穂


上記3か所において土壌微生物の豊かさ(一般生菌数)や
地球温暖化防止への貢献度(炭素貯留量)を調査、可視化。


その結果に驚きました!!

①の杉浦さんが育てる水田の土壌菌数(一般生菌数)がなんと720万個!!


これは②、③の約15倍以上の菌数なんです☆

 

土壌菌数の多い水田豊かな微生物生態系が存在することで、
より生育に適した環境を酒米に提供していると考えられます。

 

また二酸化炭素を土壌が貯留することで
地球温暖化防止に貢献ができるそうなんです!

上記への貢献がわかる炭素貯留量は地域標準と比較して3か所とも1.4~1.6倍ほど多く、
調査した水田は全て山水を利用した葛城山麓地区の水田であり、
全てが素晴らしいポテンシャルを持っていることが判明したんです(^^)/


微生物をエサにして生きる生き物がいるように
生き物の食物連鎖を田んぼの中や周りでいっぱい作ってあげれば、どんどん土が良くなっていく。

今回私も伺って直接肌で感じましたが、
そんな素晴らしい環境が既に杉浦さんの秋津穂にはあるんです☆

 

地力の豊かさ、恩恵を十分に受けた秋津穂は
あえてほとんど精米しないことで、米のエネルギーを最大限に表現。

 

そんな葛城山麓地区の田んぼを深堀りするちょっこコアな内容を上記に記載しましたが、
本日ご紹介の1本は「S風の森2024杉浦/南地区01.」

杉浦さんの栽培される秋津穂は、
無農薬化学肥料の栽培によって葛城山麓地区の大地の個性が引き出されており、
出来上がった【S風の森は特有の瑞々しさ】を持ち合わせているんだそう!

今回の南地区は、
より味わいの立体感や奥行きがしっかりと感じられる仕上がりになったんですって(^^)/


【南地区の特徴】
この地域の標高は隣の北地区と変わりませんが、
田んぼ一枚の大きさが北地区より小さく細く、生産性が高いとは言えない地区です。

灌漑用水が入らず、山からの水のみで秋津穂が栽培されています。

生産者は杉浦さんと地域の方々、従来の農法で今後減農薬に取組んでいく地域と、
無農薬化学肥料不使用に早くから切り替えられた田んぼが存在しています。

今回は無農薬化学肥料不使用の杉浦さんが所有する田んぼの秋津穂を使用した1本です☆


前回3月にリリースさせて頂きました「西地区」とは別地区となる
「南地区」で杉浦さんが栽培された秋津穂を使用しております。

 

それぞれの圃場ごとの差や
農家の違いなどを鏡のように映し出し、表現するS風の森。


上記のS風の森の瓶上に立っているように見えるのはなんとなんと・・・

油長酒造の山本社長!!

 

まさかの偶然!!
(いや、意図的(笑))

 


さあ、楽しみにしていました!

 

このお酒を試飲するのを(^^)/

バナナやラムネを想わせる香りに
土っぽさやインク、ウッディなニュアンス複雑さを演出!

 

発酵由来の炭酸ガスが味わいに瑞々しさを表現!
透明感、円みのある質感
味わい深くエネルギーのある旨み、甘み、コク
しなやかで甘酸っぱい酸や苦み、渋みが味わいのバランスを取る1本!

 

フレッシュ感と共に
まるで球体を想わせるような一体感があるんです!

五味をしっかりと表現しながらも、
味わいが見事に調和した、そして秋津穂の持つ力を感じる1本(^^)/

 

明らかにS風の森にしかない美味しさがある!!


さあ、本日販売解禁となります!!

 

店頭は本日11時より、
オンラインショップはメルマガ送付後販売します!

 

□■ S風の森2024杉浦/南地区01. ■□
・価格 720ml 3,850円 (税込)
S風の森2024☆☆杉浦/南地区01. 720ml | おいしい地酒とワインの店ワダヤ
・原産地 奈良県
・原料米 無農薬無化学肥料秋津穂
・アルコール度 14%