多賀治
多賀治山廃雄町純米味わい深さが素晴らしい!!
2018.09.06
皆様、おはようございます!
昨日は日本酒の勉強会の為に、
東京農業大学まで行ってきました!
さあ、本日も気合いを入れてまいりますよ(^^)/
さて本日は岡山県は十八盛酒造さんが醸す
毎年秋口に発売される1本でございます!!
「多賀治 山廃純米雄町原酒」
「多賀治」ブランドは直汲み無濾過生原酒を軸に、
秋口は火入れをした無濾過原酒となりますが、
生酒に近い炭酸ガスを
瓶内に閉じ込めたフレッシュ感溢れる酒質が魅力です!
さらに今回「多賀治山廃純米雄町」は
山廃造りによる「味わい深さ」、「力強さ」を兼ね備えた1本です☆
蔵元様から頂いた文章が興味深かったので、
下記にて記載致します。
近年感じていることは酵母というのは人類に例えてみると、
酵母の種類(6号、7号、9号など)は人種であり、
人間が長い年月によりその環境によって進化していったように
酵母も様々な種類ができてきたのではないかと思います。
また人間を個々に見ると育て方によって
性格や体力など体質が変わっていくように
酵母も育て方によって性質が変わるように思います。
酒母の種類として生酛系と速醸系がありますが、
生酛系の生酛や山廃は自然の過酷な環境の中でもまれて育つので
アルコールに対して強かったり、生き延びる力を持っていたりします。
その結果、味わいとして力強さゆえの深みが加わり大変面白い仕込み方だなと思います。
上記の文章を読んでいて、
まさに石合社長が醸したお酒は
石合社長の真摯に謙虚に日本酒造りに向かう姿勢が
育てられた酒の味にも感じられるな~としみじみ読んでいました!
香りは抑えて、米の旨みを表現した1本筋の通った「多賀治」ブランド!
香りは穏やかながらメロンやパインを想わせるフルーツ香、
フレッシュな炭酸ガスが溶け込み、
味わい深い旨みと力強い酸が調和した1本!
冷酒で飲むとフレッシュ感、爽快さが前面に出ますが、
個人的にはこのお酒の魅力は常温~熱燗かなと思います!!
温度が上がるにつれ、
味わい深い、凝縮した米の旨みが粘性を伴って楽しめます(^^)/
ぬる燗なら燗冷ましが!もしくは熱燗がおすすめですよ~!!
本日試飲できますよ~!!
□■ 多賀治 山廃純米雄町原酒 ■□
・価格 1.8L 3,240円 720ml 1,620円 (税込)
・原産地 岡山県
・原料米 雄町
・精米歩合 58%
・アルコール度 16%