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産土穂増2021一本掌植抽選当選のお客様へ!

2022.08.27

皆様、こんにちは!!

 

先日のメルマガにて抽選販売実施のご案内をしました
熊本県は花の香酒造様が醸す
今期最高峰酒「産土穂増2021 一本掌植」

 

途方もない大変な労力を要した中で収穫された
江戸時代天下第一の米と評価された「穂増」米を使用しており、
さらに生産量が非常に少ないため、

今回このような抽選販売という形を取らせて頂きました。

 

当選されたお客様へは直接メールにてご案内差し上げておりますので、

ご当選されたお客様はご来店を心よりお待ちしております(^^)/

 


「産土2021穂増一本掌植生酒」


天下第一の肥後米と言われた江戸時代日本一の米と評価された
「穂増」米を蔵横の約5反の田園にて育てられました!

 

産土ブランドでは

レギュレーションが増えるごとに商品価値が高まります!

 

例えば・・・
定番の産土山田錦生生酛造りで菊池川流域で収穫された米を使用
生酛造り&菊池川流域米仕様と2つのレギュレーションを使用

産土木桶山田錦生
生酛造り+菊池川流域米+木桶醸造(3つのレギュレーション)

上記のイメージで
菌や微生物が導く、よりナチュラルな酒造りを追求するほどに
商品の格が上がっていくイメージです(^^)/


今回発売のアイテムは・・・
8つのレギュレーションを持った今期最高峰の1本となります(^^)/

 

~8つのレギュレーション~


・菊池川流域米
・生酛造り
上記の二つは全ての産土アイテムに共通しております!

・木桶醸造
・無農薬
・無肥料
・畑苗代
・一本掌植
・はざ掛け(天日干し)

 

上記の8つを花の香酒造様では
「江戸の八農醸」とし、今期最高峰アイテムとして販売します!

現代の過度な効率化で見えなくなってしまった
「本当の豊かさ」をまずは地元和水町から表現していきたい!

そんな想いを込めて、
1年間掛けて穂増を育て上げ、醸造することができました!


過去に
・穂増米
産土穂増(ほませ)販売開始(^^)/ – 花の香 – ワダヤ 日本酒 ワイン (sake-wadaya.com)

・木桶醸造

産土山田錦木桶醸造抽選販売のご案内 – 花の香 – ワダヤ 日本酒 ワイン (sake-wadaya.com)


上記については
産土商品をご紹介差し上げる際に掘り下げたことがありますので、
今回は「無農薬・無肥料」「畑苗代」「一本掌植」「はざ掛け」についてご紹介!

 

 

~無肥料・無農薬について~

蔵横、無施肥無農薬の田圃には、
沢山のホウネンエビ・クモ・ゲンゴロウ・ヤゴ・あめんぼ・カエル・タニシなど
年々生き物の豊かさを取り戻し、
それを食べにくる野鳥や生き物が増え、真夜中はまさに野鳥の憩いの場になっています。
虫や生き物が多くなると増える野鳥(サギ・カモ・ツバメ・スズメ・百舌鳥)のフンも大切な栄養素。
様々な生き物の多様性が広がり、
それらの恩恵によって絶えずモノを産み出す母体(土地)こそが豊かさの証明だと私達は考えてます。

 


環境に配慮した、生き物と共存し、
自然がより豊かになる酒造りを産土ブランドで実現します!


(無農薬の田んぼには沢山の生態系がおり、クモもたくさんいます(^^)/)

 


江戸時代には日本一の米と言われた「穂増」米
上記の通り、「無肥料・無農薬」にて育てるわけですが、
今回自然の恩恵をダイレクトに穂増に伝える方法を目指しました!!

 

 


~本当の良い米作りを考えて~


生産効率を求めず、質を目指した米作りを考え、
江戸時代に天下第一といわれた肥後米「穂増」を使用!

 

穂増米は野性味が非常に強く
肥料を加えてしまうと全て吸収して背が高くなりすぎてしまい、
倒伏の可能性高くなってしまうそうです。

そうなんです、江戸時代日本一の米と評価された時代の環境で
育ててあげる=自然農法でしか育たないんです!

 

今回最も米作りの基礎ともいえる「苗」に徹底的にこだわることで
無農薬、無肥料でも力強く成長していく方法を模索しました!

 

その方法が・・・

 


~畑苗代という古典的な苗~

畑に種を撒き水も一切やらない(自然の雨のみ)ので根が長く伸び、
田植え後の活着が早く発育が旺盛で力強い苗を育てることができます!

無肥料で育てるには根の長さは大切。

通常通り箱で苗を育てると根が長く伸びないが、田んぼで実施することで、
根が地中へ向けて養分を得るために伸びていくんです。


また、45㎝超疎植(株間をかなり離れて植える)事で、
一つ一つが土の力と太陽の光をたっぷり吸収して育つ健全な育て方となります!

 

そんなエネルギー溢れる苗を田んぼに植えていくわけですが、
苗の強さを活かした方法を取っていきます!

 


~一本の手植え~

種籾一粒から育った苗を一本だけ手で植える「一本の手植え」を実施!!
通常は田植え機を使用して、3~4本を植えていきます。

一本ずつ植えていくには・・・人でしか出来ません。。。

これが大変な労力です!

 

万年腰痛持ちの私には無理・・・

 

この農法は慣行栽培(機械と農薬肥料をしようした普通の栽培)の
4〜5分の1程度しか苗を植えないので
1本に多くの自然の恵み(土の力と太陽の光)を受ける事ができ、
分けつ数は60本以上にもなり、より在来種の個性を発揮できるんです(^^)/

 

1本ずつ田植えをするのは、古代米であり、自然農法にて
日本一の米「穂増」であるからこそ、やる意味があるんです!!


そんなエネルギー溢れる穂増米の特徴を
そのまま酒造りに活かすために行うのが・・・

 

~天日干し~

太陽の光と自然の風でゆっくりと乾燥を進めることで、お米への余計な負担が少なく、
ひび割れや痛みがなく、米本来の特徴を活かすことができるんです!
(飯米としては、香り・コシ・つやが良い状態に仕上がります)

また、日本の田圃の原風景を守ると共に、
スズメがホバリングして米を食べるのも生態系を守るのに大切な取組み!
(あまりにも多いと手を叩き威嚇しますが笑)
※スズメも近年減少しています。近い将来、全ての生き物が豊かに暮らす村づくりを大切に考えています。

天日干しは「デンプン粒」にかかる負荷を少なくし、ふっくらしているのが天日干しの特徴!
天日干しは「デンプン粒」

という微細な組織の保存状態の良さも特徴なんです(^^)/

上記のような取組をする中で、どのレギュレーションを使用しているか
アイテムの裏ラベルを見ればわかるようになっているんです(^^)/

 



画像の左が今回抽選販売実施の「産土穂増2021一本掌植」

右は定番商品となる「産土山田錦」でございます!

 

レギュレーションが豊富になればなるほど、
裏ラベルの絵が印字されるようになっているんです☆

 

さあ、肝心な味わいですが、
「産土穂増2021一本掌植」先だって試飲用に入荷しましたので、
試飲した感想をお伝えします!

 

若々しいメロンや洋ナシを想わせるアロマに加え、
乳酸系のクリーミーさが混じりあう豊かさを楽しめます!

溌溂とした炭酸ガスシャキッとした酸が爽快で瑞々しく
トロッと密度感があり、芯の通った旨みを軽快さと共に楽しめます!

透き通るような質感がありながらも
とろみのあるエネルギーを感じる旨み
ナチュラルに身体に馴染むように楽しめるんです(^^)/

 

では、ご当選されたお客様、

ご来店を心よりお待ちしております!!


□■ 産土穂増2021一本掌植生酒 ■□
・価格 720ml 8,888円 (税込)
・原産地 熊本県
・原料米 穂増
・アルコール度 13%