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全国限定500本「菩提泉2023」

2023.11.03

皆様、こんにちは!! 皆様、全国500本限定の 日本酒の原点ともいえる歴史的なお酒を復活させました!! 今年で3年目となります☆ 日本酒発祥の地とされる 「正暦寺」で醸された2023醸造酒(^^)/ 奈良県は正暦寺で醸された 日本酒の原点「菩提泉2023」 上記のように数量は非常に少ないです。。。 当店への入荷もわずか!! 飲んでみたい!!お客様は お早めのご検討がオススメ(^^)/ 「菩提もと」とは・・・ 乳酸菌を利用した日本最古の酒母です! 奈良県は正暦寺で創醸された酒母で、 生米を水に浸して乳酸菌による乳酸発酵を行い、 乳酸酸性水を生成し、酒母醪中での目的以外の 微生物の繁殖を抑えるという、 現代の酒母のメカニズムの原型となる技術です! また乳酸発酵を利用する点で、 生もとや山廃もとの原型ともいえます! 平成8年に奈良県内の当時若手蔵元有志が集まり、 「菩提もとによる清酒製造研究会」を設立!! そんな奈良県は正暦寺菩提もと研究会会員の8蔵が 正暦寺で醸された酒母を それぞれの蔵に持ち帰り、醸されております! 当店では「風の森」を醸す油長酒造様で 「鷹長 菩提もと」を年1回販売しておりますね! 今回ご紹介のお酒は 上記の菩提もと研究会による共同醸造酒(^^)/ 日本で初めてと言われている民間の 醸造技術書「御酒之日記」! 正平10年(1335)もしくは長亨元年(1847)に書かれたと言われるこの書物の中に初めて 日本清酒発祥の地「菩提山正暦寺」の酒造りが描かれております。 その酒の名こそ「菩提泉(ぼだいせん)」 甕壺で仕込み、段仕込みを行わない現在の日本酒のご先祖様なんです☆ このお酒造りの手法が「酒母」という形に進化を遂げ、 菩提もととして広く知られていくんです! 正暦寺が育てた「露葉風」米を使用し、正暦寺にて8蔵含め、 共同醸造をされまして、3年目のお酒となります☆ 原料米は正暦寺寺領で正暦寺によって栽培された 奈良県唯一の酒造好適米「露葉風」のみを使用! 水は正暦寺に沸く石清水を使用しております(^^)/ 1月に正暦寺にて菩提もと研究会会員8蔵で「御酒之日記」を参考に共同醸造! (麹造りは各蔵持ち回り) その後、倉本酒造様に菩提泉を移動させ、 お酒を搾る、瓶詰、火入れ、出荷の工程を経ました!! さあ、歴史的な1本・・・ 日本酒発祥の地で醸されたと聞くと なんだか緊張しますね!! 楽しみに試飲をしてみると 乳酸系のまろやかな香りに加え、 グレープフルーツやプラム、ほんのり蜜の香りも! テンションの高い酸が広がり、 柔らかながら味わい深い甘みの軽快なタッチと調和しながらも 酸が味わいをリードし、キレの良さを引き出し、フェードアウトする1本! 高い酸度ととろみのある旨み、甘み・・・ このお酒は熟成のポテンシャルが大いにありますね☆ それも圧倒的な熟成ポテンシャル(^^)/ 熟成させたときにこの爽快な酸と 熟成による味わいの深みが加わったらどうなるんだでしょう!! 今飲んでも美味しいですし、 冷蔵庫やセラーでじっくり寝かせるのも メチャメチャありな1本(^^)/ 日本酒の醸造技術の礎ともなった「菩提泉」の復活は 室町時代の寺院醸造の歴史を後世に伝えるための文化的事業としても 位置づけられております。 価格は決して安くはないですが、 価格以上の文化的価値を感じさせる希少な1本でございます! お1人様1本までの販売と致します。 オンラインショップでも販売します☆ ↓ □■ 菩提泉2023 ■□ ・価格 720ml 16,500円 (税込) 菩提泉2023 720ml | おいしい地酒とワインの店ワダヤ (sake-wadaya.shop) ・原産地 奈良県 ・原料米 露葉風 ・アルコール度 14% ・限定500本生産