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ご予約頂きました「水端1355」入荷です!

2023.11.24

皆様、おはようございます!!

 

当店メルマガにてご予約を開始、

その後、数時間でご予約完売となりました

「水端1355」!!

 

ご予約頂きましたお客様、

本日よりお渡しを開始いたします(^^)/

 

改めて、下記にて商品詳細をご案内!!


日本が世界に誇るべき醸造酒「日本酒」

 

あの織田信長氏が徳川家康氏と共に
戦国の世にて酌み交わした酒を令和の時代に
油長酒造様が再現し、復活!!


日本酒の歴史を紐解き、現代の感性で醸された
歴史的であり新しい日本酒の世界を創造した1本をご紹介。

 

「風の森」を醸す
油長酒造様が醸すその名も・・・

「水端(みずはな)」ブランド!!

 

11月24日(金)本日よりお渡し開始です(^^)/

 


油長酒造様と言えば、「風の森ブランド」ですよね!!

風の森では日本酒の進化の担い手でありたい!想いをもって、
様々な新しい技術を導入し、日本酒醸造技術の前衛を志してきました。

 

「水端」ブランドとは!?

物事の最初やはじまりという意味を持ち、
古典技術を再現し、日本酒の源流を辿っていくブランドになるんです。


コンセプトは「忘れられた古の奈良に伝わる技術を
       当時の文献を頼りに現代の醸造家が再現する」


奈良県は清酒発祥の地と言われており、
様々な技術の蓄積、技術革新、そして現代醸造法の基礎になっているんです!

 

例えば!?

・上槽(お酒をしぼる技術(お酒と酒粕にわける)

・火入れ(商圏拡大が可能に)

・酒母

・段仕込み

・諸白(お米を磨く)


上記の技術は奈良の正暦寺で行われたため、清酒発祥の地と言われる所以なんです!


山本社長は日本酒を造り続けてきた場所、
奈良が深くかかわる日本酒の歴史を知れば知るほど、
その忘れ去られた古の技術によって醸された日本酒への興味が日に日に増していったそうです。


これから100年を見据え、「風の森」ブランドと両輪で
「水端(みずはな)」ブランドにて
古典技術の再現、日本酒の源流を表現してまいります!!

 

「水端(みずはな)」ブランドの三つの特徴


・享保蔵にて醸す

 


初代山本長兵衛秀元が精油業から醸造業を創業した際、
享保年間(1700年代)に建造した酒蔵の2階部分をリノベーション!
(1700年代からある建物ってすごすぎますね!!)

享保蔵での酒造りは100年ぶりとなります。

 

享保蔵では室町時代の環境そのままの酒造りを実践するため、
蔵内における温度管理をしません。

なので、冬は寒い環境での酒造り、
夏は気温の高い環境での酒造りを実践します!
(今回発売の夏仕込み)

 

・大甕仕込み

 


室町時代の寺院醸造で用いられた3石の大甕を再現!

当時は1石100Lと言われており、3石=300Lでの酒造り!


今ではホーロータンクなどでの醸造が主流ですが、
その以前は木桶で酒造りをされておりました!

木桶以前は水端(みずはな)に使用される「甕」で醸造されていたんです!

生産性を高めるために
甕→木桶→タンクと時代と共に変化していきました。

 

~甕の魅力~

卵型の形状は液体の対流性が高く、

もろみの発酵が促進される傾向があります!
(土器に含まれるミネラルがもろみ中に微量に溶け込むことで、発酵は旺盛になる傾向も)


保温性はステンレスタンクより高く、木桶よりは低い特性。
冷却機能の持たない容器ではあるが、四季を通じて、
非常に温度管理しやすい一面がある。
(外気温による温度差が甕は出にくい特性アリ)


・奈良に伝わる古典醸造法を参考にして醸す


上記の甕は最古の発酵容器で
文献によると甕仕込みの時代は約1000年以上あるようです!


清酒発祥の地と言われる

奈良県には貴重な文献が残っております!

・平城京出土の木簡(国立醸造所/造酒司)

・御酒之日記(寺院醸造)

・興福寺多聞院日記(寺院醸造)

 

上記の文献を参考に今後発売される2本は醸されます(^^)/

 

さあ、今回発売される1本は・・・

 

「水端1355」

 


ボトルのオシャレさが半端ないんですが、
昨年発売分の「水端1355」よりボトルデザインがリブランドされております(^^)/

甕で仕込んだお酒の魅力をより伝えるため、
瓶ではなく、陶器の容器で販売されます☆

手作りで作られるため、ムラがところどころ色合いとしてあるそうですが、
これがまた美しく、芸術的(^^)/


御酒之日記に記された、
菩提山正暦寺の技法を参考にした夏季醸造となります!


夏の暑い期間に醸された0段仕込み(酒母仕込み)の1本(^^)/

 

1355年室町時代、「御酒之日記」という名の醸造書が書かれました。

この書物には日本清酒発祥の地として知られる
奈良菩提山正暦寺で醸された「菩提泉」の製法が克明に記載されております。


水端(水端)1355はこれを参考に醸造(^^)/


今回で3回目の水端1355の発売となりますが、
過去の経験を活かした醸造を心がけ、
今期は過去最高の手応えのお酒が出来上がっているそうです!!


このお酒は米、米麹を全て同時に投入し、発酵を促しております。

もろみ初期の酸性度が低い状態で微生物汚染のリスクがあ
り、御酒之日記の菩提泉の醸造方法通りに「そやし水」といわれる乳酸酸性水
をあらかじめ作り、これを仕込み水に使っているんです!!

 

これによって不要な微生物の侵入を防ぐことが可能に(^^)/


真夏の環境でも安全に醸造をスタートさせることができるんです!

この「そやし水」と言われる「乳酸酸性水」が
様々な活用方法があると手ごたえを感じているようで、
風の森のALPHAシリーズでも
上記の技術を使用した「菩提もと」造りへと舵を切りました☆


さらに現代日本では完全に忘れ去られた夏の醸造(温度管理なし)の技術で
醸された稀有な、唯一無二の日本酒となります。

 

真夏に発酵温度が30度を超える高温条件化で進める醸造法は
江戸時代に日本酒造りが冬季醸造に移行すると姿を消してしまった技術!


今回も秋津穂米を90%精米
まだ精米技術が発達されていない当時の環境に合わせました。

2023年の夏は猛暑で昨年よりも気温が2度~3度高かったそうです!

温度が高いということはもろみの品温も必然的に高くなります!
お米が溶けるスピードも速くなり、
糖分が高すぎると酵母が苦しくなって動けなくなるため、
お水を加えて、糖分とのバランスを取り、発酵を促したそうです(^^)/

この糖化と発酵のバランスを取ることが非常に大切☆


精米歩合90%の秋津穂に関してもやはり米が硬いので、
お米に水分を吸わせることに注力しました!

90%精米の秋津穂を用いた麹造りも今年で2年目となり、
昨年の経験を活かして麹造りを行いました。

麹の(成長具合)を進める際に、
室温と湿度を昨年と変更することで、より力強い麹を造りました。


その結果、「瑞々しい甘さ」を引き出すことに成功し、
アルコール度も1%高くなり、

昨年以上の密度の高い甘みを表現できるように(^^)/


楽しみにして試飲をしてみる路
シャンパンゴールドを想わせる黄色がかった色合い!

スモーキーな香りの中に
あんずに蜜、ピーナッツ、ハードチーズを思わせる複雑な香り、
充実した旨み、甘みの広がりテンションのある酸がリードし

味わいをさっぱりさせる効果!

 

トロッと密度感たっぷりな味わい深い甘みの存在感が
今までで一番前面に広がります!!


こちらのお酒は熟成をさせても面白い進化をすると思います(^^)/


全国限定1,200本となります!

 

またこちらの水端1355も

「NFCタグ」がついております!!

 

スマートフォンを商品にかざすだけで、
水端商品などの情報を読み取ることが可能に(^^)/


携帯を解除した状態のトップ画面で
裏側についている
NFCタグに触れる(タッチ)と水端の画面に繋がります☆

 

~NFCタグから得ることができる情報~

〇購入した水端が正規流通品(ワダヤから購入)したことの証明、ブランド価値の保護
(水端1355は全国限定1,200本のみ販売となります。)
〇水端に使用している秋津穂の(生産者)から製造者である油長酒造、
販売店であるワダヤまでの一連の流れを地図上で見ることが可能
〇「水端」や「油長酒造様」に関する詳しい情報

 

水端を開栓後、
NFCタグで情報を読み取っていただき、
商品の説明をご確認いただきながら
水端の味わいをお楽しみくださいませ(^^)/


上記のNFCタグはワダヤ限定仕様となっており、
秋津穂の生産者→蔵→ワダヤ→お客様だけが繋がることができるんです☆


お買い求め頂いたお客様だけがNFCタグから得る情報を確認することができる画期的なもの!!


そうだ、蔵元に聞いてびっくりしたんですが、
寺院が造り上げた当時最先端の奈良酒は、
なんとなんと織田信長公もが愛でたと言われているんです(^^)/

それも徳川家康氏と酌み交わしたとか(^^)/

戦国の世に思いを馳せ、水端1355をお楽しみください!!

 

□■ 水端(みずはな)1355 ■□
・価格 500ml 7,700円 (税込)
・原産地 奈良県
・原料米 秋津穂
・発売日 11月24日(金)

・ご予約にて完売